ロジックIC(東芝製D-FF 4013)を使って分周器やリレー回路を作っています。
51Lのステップタコメータの上段に分周器を用いてますがこれもTC4013を用いています。
PICで作るのが良いのかも知れませんが、PICが欠品したり値段が上昇してるのを見ると安い論理回路でも良いかと思うようになりインターネットに転がってる回路などを利用してフリップフロップリレー回路を基板に起し、ハンダ付けが出来る人なら気軽に作れるようしてみました。
プッシュスイッチ(モーメンタリ)でオルタネイト動作するスイッチです。
ガーバーファイル DL(基板データ)
スイッチを押している間だけオン状態になる、モーメンタリ動作するのが一般的なプッシュスイッチですがそれを回路を経由してスイッチから手を離してもオン状態が保持するオルタネイト動作させるスイッチ回路になります。
それなら最初からオルタネイト動作するトグルスイッチ等を使えば良いんじゃない?と思われますが、これの良いところは回路の電源が切れるとスイッチの状態を無視してOFFになります。
つまり、回路の電源が入ってる状態でスイッチがひとたび押されるとONを維持し続け、スイッチが押されるたびにOFFとONを繰り返し、スイッチの状態が分からなくても回路そのものの電源が落ちるとOFFになる回路です。
エーモンの3234と同じような動作をするスイッチというわけです。
元々はハンドルスイッチを交換した際に余ったセルスイッチ。
何かに使えないかなぁ~と思っていたとき、CDIのマップ切替に使えるよね。
から、数年温めてきたアイデアです。他にもいろいろ使えるなと思いますのでインターネットに転がっていた回路を基板化したものを公開します。
リレーは秋月電気で買える12V1Aの物と元々の目的のために信号用で0.1Aを流せるフォトリレーを使って使用しています。基板サイズは大きい物でも50mm×25mmで納めていて、一番小さい基板で30mm×24mmです。
パーツ型番等、シルク印刷文字を沢山間違って書いたのでテストで作成した基板は有効活用の場※に放出していますので必要な方は貰ってやってください。
※解放はまだはしていません。
回路構成が各々違いますが、基板の上2つは0.1Aリレーを使ったエーモン互換もので下2つはOSR-CDIスイッチ用として負荷0.1A限定で小型化を図ったものです。繋がってるフォトリレーは手持ちのものを使ったので60V/2Aのものですが回路上のパターンは1Aも想定していませんので0.5A以上流さないようにしてください。