温泉旅館 その1

南房総 鴨川 緑水亭 雑談

不良外人が増えてる国内の旅行地を回避すべく、手始めに千葉の温泉旅館に宿泊した。
帯同するのは例のOちゃん。最近、Oちゃんとの行動に関して先々で夫婦に間違われているが唯一の繋がりは食欲という少し情けない関係である。

今回、当方がチョイスしたのは関東でも割と涼しいと言われる勝浦。毎日38度付近になる東京と異なり、勝浦市は100年以上にわたり最高気温35℃以上の「猛暑日」がなく、関東でも有数の避暑地として知られている。実際はそこから少し離れた鴨川にある安房小湊駅の温泉旅館に宿泊した。
東京駅京葉線ホームから特急わかしお号に乗り、1時間40分で到着する近場でもある。

ご存じの通り京葉線ホームは東京駅から遠いため(10~15分ほど歩く)ので東京国際フォーラム(有楽町駅)側から東京駅に入った。有楽町に東京駅という入り口があるのはいつみてもシュールである。(東京国際フォーラム地下A側もしくは鍛治橋通りJRガード下付近に東京駅に通じる入り口があるが以外と知られていない)

安房小湊駅の状況(駅舎から鴨川方面を撮影)一応有人駅であり、駅舎から海が見える環境だが、間にセブンイレブンがあり少し興ざめになる。


宿泊したのは「緑水亭(別邸月の里)」と呼ばれる結構人気の宿である。
サービスは間違いなく良かったが、現代の温泉宿、HP上の写真映りは抜群に良い。

こちらに決めた理由は以下の通り。
1)部屋に半温泉露天がある。
HPでの写真は分かりづらいが実際の写真こちら、180cmの当方がしっかり足が伸ばせる大きめの浴槽である。食事以外の殆どこちらにふやけるほど浸かっていた。
温度は40度で少し温く、少しヌルっとする。
最近は部屋に露天付きを売りにしている宿泊施設があるが中身は水道水(風呂)という内湯が外に出ただけというところもあるので確認が必須である。Oちゃんは当方がイビキを盛大に発生していた夜間に堪能した模様。自分のイビキに驚いて目が覚め、トイレに入った当方が奥に入り口がある鍵がかかった浴槽に気が付いた。(一応外からも鍵を開けることは出来るが紳士なのでそのまま放置)
洗い場6個程度の大浴場?と露天も宿泊施設内にあるが部屋にある露天と異なりこちらは加水しているため、少し温泉効果が薄れる。浴場は時間帯によって女湯と男湯が入れ替わるため、その都度わざわざ入り全部を堪能しに行ったが、平日が幸いして毎回貸し切り状態で結局最後まで誰とも遭遇しなかった。


2)部屋がメゾネットタイプである。2階が寝室であり、1階と部屋が別れる。
惜しむらくは作り上、1階の居間は天井開放型だ。
メゾネットタイプに関しては完全にイビキ対策だ。自分が発する騒音で目が覚めるほどの爆音を発していることがあり同行者に迷惑をかけるのでこういった工夫が必要となる。

二階にあがる階段。

本来の二階寝室

当方が寝室代わりに使った1階居間(食事中に仲居さんが布団を敷いてくれていた)

風呂上がりに毎回寝っ転がっていたソファー

最大で4人が泊められるの部屋だったのでこのような豪勢な使い方が出来る。

3)離れである。急遽自体が進行したのときに気兼ねなく音が出せるという邪な考えを考慮している。(宿泊したのは川の音 荷物は到着時・出発時、宿の人が運んでくれる)
下図の宿の全容では説明がないか、思いっきり離れている2部屋の前の通りは隣の家の私道が横切ってるという大胆な旅館間取りである。証拠写真 隣は民家。(笑)

屋外通路以外はそのまま歩けるので便利である。屋外と屋内は反応が良い自動ドアで仕切られているので室内側は快適である。
食事場所も個室であり、他の宿泊客となるべく会わせない作りになっている。
各部屋に担当する仲居さんが付くので食事の配膳時もその人が担当する徹底ぶりであった。

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