師匠にもらった古い昭和時代のキタコ製タコメータを分解した時、気筒数変更のためのスイッチが付いていた。回路を参考にするためにバラバラに分解したので時間が掛かってしまった。
4つのディップスイッチには順番に 12k、49.9k、240k、510kの抵抗が繋がっており、DIPスイッチで選んだ抵抗値が RCの時定数 を変えるようになっていて、これらを組み合わせることで、入力パルスの幅を伸ばしたり縮めたりできる。つまり、「1回転あたり何パルスに見なすか」を調整していて、その後のクランプ回路で汚い波形の整形を行い、CMOS ICの4538(モノステーブル)で選んだ抵抗値に応じて一定幅のパルスを出すことになっていました。
以前、私がヤフオクで仕入れたものは完動品と謳いながら、レギュレータが焼損しており、近くのICも延焼により変色していたため、このICが何のICか理解出来ずにいました。(トビラの絵はその時のもの、師匠にもらったタコメータは完全にバラバラで途中の写真はありません)
4538のワンショット幅を変えることで同じパルスに揃えていることが今回の分解で分かったのです。昔の人は頭良いなぁなんて考えていました。でも、今更、使う事はないかなってな。
表にするとこんな感じ。
| エンジン | 点火パルス | スイッチで換算値 |
| 2スト単気筒 | 1回転1パルス | そのまま(4ストのカブもこっち) |
| 4スト単気筒 | 2回転1パルス | パルス幅を2倍にして「1回転1パルス扱い」 |
| 2スト二気筒 | 1回転2パルス | パルス幅を1/2にして「1回転1パルス扱い」 |
| 4スト二気筒 | 2回転2パルス | そのまま |
当方の現在のタコメータインターフェース回路ではRZRの1回転2パルスをTC4013を使ってパルスを間引いていて1回転1パルスにしています。こちらは漏れ漏れインターフェース専用のためハードウェアで実現しています。
既にOSR-CDI上の二気筒用のファームウェア変更をかなり前に実施していて、オプション回路からは1回転1パルス出力に変更されています。
その他、X27.168のソフトウェア制御が旨く行かないので、モータードライバーを使ってハードウェア制御で攻めてみようと考えています。当初は誰かが既に実行したA4988を使おうかと思いましたが別電源が必要なため取り止めています。
海外の文献を漁って、ESP32に変更した時に使いやすいモータードライバーを見つけました。
しかし、国内になく、海外取り寄せになるのです。生憎、中継地の中国において春節が近づいているため、春節が終わり次第、取り寄せる予定にしてます。

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