事は昨年12月に遡る。
突然、人事部の某T女史から呼ばれた。
対抗処置がないのでZOOMでの面会を希望。
ヤバいそ、営業部時代のいろんな悪事がバレてクビかと思いながらビクビクして開始まで待つ。
でも、そこの長の同期のMから一言もないのはおかしい。
面談の内容は、あなたは不健康なので会社の指示を守らないとクビにになるかもしれないという結構キツい脅しである。身長180cm体重3桁Kgの健康すぎる優良児に向かってやりやがったな。
健康診断のAIに、あなたに問題があるのは体重だというへんてこりんな回答貰うほど見た目は健康だ。
これには理由がある。グループ会社の健康組合の運営がたぶん上手くいっていないのだ。
当方の会社は外面だけは立派である。心の病とかで休んでも給与の8割は保証され、健康組合から支給される。残りは各会社の労働組合で補填されるのでほぼ100%にちかい給与がもらえた。
仕組みがザルだったので、20年ほど休んでいたのに給与を満額貰っていた社員が過去いたほどだ。
そのザルを最初にみつけ、活用した同期の総務部Mはそれが原因で今はいない。
社員が沢山いたころはそれでも賄えていたが、この不景気で積み立てもままならず締め付けがきついとは親友の不健康不良児から聞いていた。
グループ肝いりの初回の禁煙プログラムに立候補して皆が脱落する中、ニコチンガムで禁煙を達成した勇者になんてこと言うんだ。そこから体重が加速度的に増え続けたとは口が裂けても言えない。
あれから、十数年がたち今は薬が処方されるので禁煙は結構ラクだとは後輩から聞いてる。
頭にきたのでダイエット企画を自分で計画。その第一弾が、4月から始める家まで徒歩で帰るプランA。
11年前の東日本震災の時は本社から自宅まで知り合いと話しながら帰ったが楽勝だったので軽く考えて居て時間に余裕が出来る金曜日に実行したが、惨憺たる結果だった。
帰宅ルートは歩いて楽しめるように初回はレインボーブリッジを渡り、何もない豊洲市場を抜けて帰宅予定だったのだ。
意外と知られていないのだが、レインボーブリッジはゆりかもめ鉄道の他に50ccを超える二輪車が通れる一般道と高速道路、その他徒歩でも渡れるのだ。渡る時間帯が制限されている条件があるのだが、帰宅時には間に合う。(レインボーブリッジ遊歩道で検索だ!)
芝浦からのループは渡れなくて、ループが終わるあたりまでエレベータで人は運ばれる。初めて渡ったが意外と人は多い。アスリートが鍛錬に使っているようだ。豊洲方面からは延々と登りが続く。芝浦方面からは延々と下りなので負荷はかからないが、歩道のすぐ横は一般道で50キロ制限だがどう見ても皆飛ばしている。追い抜き車線では倍近くは出てる車両も見かける。反対側の海側は胸の高さしかないので簡単に乗り越えられそうだ。落ちたら確実に死ぬ。それよりも結構揺れてるのは想定外だった。
同じように車線側で事故があったら歩道側も無事では済まない気がする。
あまり良い環境ではないと感じた。順調だったのは豊洲市場まで、そこからフラつきながら豊洲駅前までたどり着き、食事をした後にバスで帰宅した。無茶苦茶体力が落ちてる。
歩くだけでこの有様、ルート換算で8キロしか歩いていない。こりゃ、マジでやばいぞ。プランBだ。
来週も同じルートにするが運動靴に履き替えてゆりかもめ経由の豊洲から歩くことにしよう。
また、ヘタレである。
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