ヒューズボックスの話4

ヒューズとコネクタの関係図 バイク
ヒューズとコネクタの関係図

6回路あるホンダ純正ヒューズボックのRZRへ換装流用の話は次回で車両実装で最後になる。
長々と引っ張ってる感じがするがこれは本意ではない。当方の青空ガレージは蚊の襲来と猛暑で秋まで実作業が出来ないのである。秋があるかは謎ですが・・・(これを書いてるのは9月の頭の話)
トビラの図が関係図となる。白と黒の250型コネクタは当方が使用している旧ハイサイド製のメインハーネスを使っていることから車体との接続はコネクタを経由することになる。

まずはヒューズ側の話をするとRZRの電気回路はメイン回路1つとサブ回路3つで構成されている非常にわかりやすい電源回路になっている。ヒューズ側サブ回路のIN側、黒⑤と(白③)と白①は別々の配線があるため独立しているように見えるが実は車体側で繋がってる。また、白③と黒⑤はヒューズボックス内で繋がっているため、白③の配線がないがその代わり黒⑤の赤/黄配線からスプライスでカシメて新規配線の黄色線を作りコネクタ側の③に接続する。白③にはコネクタ白①からの分岐が良いように思えるが負荷接続の特性違いからそうとはしなかった。問題無いと思う人は白③から白①に分岐しても構わないと思います。

ヒューズボックの下段に超小型自動車用リレーを取り付けています。グルーガンで留めているがどのくらい張り付いていられるか謎である。リレーを使ったAUX1のACCはいつでも単独回路をして使えるよう。また、リレーを使わなくても良いようギボシ端子での接続とした。リレーの電源はSINGNAL(灯火類)から取っている。灯火類は電気を消費する電球からLEDに変更しているので十分リレーを動かすだけの電力は賄えるしAUX2と命名しているがACC電源としても使っても問題無いと考えている。二股のメスギボシを使ってるのはリレー用電源ラインとするのと、現行で言えばETCを取り付けるため、ドラレコの電源監視用に他に接続が必要だったので3股以上が必要となるがこの辺は適当に増やせばいいと思います。実際、SIGNAL回路からはフロント部での作業がしやすいよう別の12V電源取り出し口をメータ付近に追加しています。

作った実物がこれ。グルーガンで自動車用ミニリレーをヒューズボックスに固定
同じく後付モデリングしてプリントしたヒューズ挿抜器や車体への装着治具も作りますが今回は簡易的にタイラップ止めとして位置決めだけ確定させた。

車体左に取り付けるため、固定部分をカットして挿抜工具を挟んでみた。
これでヒューズ挿抜工具が落ちなければ反対側に固定部分を作ることにします。
この時点の写真では自動車用ミニリレーは蓋の開口部とは逆に付いてますが取り付け部の再考で逆側になってます。

これが取り付け部、3Dモデリングの途中。フレーム側に固定する輪っかの一部。
写真の都合上輪っかしかない。(笑)塩ビ管を縦にカットしただけの図ではけっしてない。

これにヒューズボックスの固定およびヒューズ挿抜器の固定を目論んでいる。
ヒューズボックスに挿抜器を上の方の写真で簡易的に取り付けたが仮設置の段階でも振動で落ちそうなので取り付け部を少し変更して固定しようと思う。何度か試作を繰り返すことになると思う。大抵は1回ですんなり行かないからだ。
頭の中の3D化が下手くそな当方では1発で決まることはそうない。この辺はセンスがものを言う問いところかと思う。最近やっとスケッチャーでだいたいのサイズを決めながらモデリングが出来るように成った。といってもすぐに忘れるので思い出しながらの作業にはなる。
見た目、単なる輪っかの図。側面に板を張り付けボックスを固定するが角度が今ひとつ。
要は強度と素材のしなりを考慮するので材質も考え中。結構大変なのだ。フレームも真円ではないのでこの辺はさじ加減があるのでしょうが、試行錯誤で繰り返すしかありません。

フレームに通して固定するため、輪っかは5分1、程後でカットする。上から差し込むような感じでフレームに取り付けると外れないかなぁ~なんて考えながら作ってます。
都合、2ヶ月くらい跨がって作ってる記事なので名称等に一貫性がないですが、そこは見なかったことにしてください。

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