OSR-CDI怪(4ch版)の作り方

OSR-CDI怪 CDI
OSR-CDI怪

最新のV.1.5.5基板に4クリックのデテントボリュームの代わりとして、抵抗とロータリースイッチを組み合わせて4chマップ手動切替CDIを作ったつもりだったのだが、なぜか時間が経過するとADC値が変化して手動切替が出来ない現象に襲われる。

オプション回路部分を作り替えた基板と追加回路
赤枠部分が該当します。

スイッチ1の場合はR1を通してGNDに落ちるだけなのでADC値は0(特性により完全な0とはならない場合がある)
スイッチ2の場合は5V ➔ R1 ➔ [ADC IN] ➔ R2 ➔ GND
R1とR2の分圧。ADC INの電圧は、GND側にある抵抗「R2」の比率で確定します。

出力電圧は約1.79V 8ビットADCなので255×(1.79/5)=91.5(約92)ADC値
同様にスイッチ3は5V ➔ R1 ➔ [ADC IN] ➔ R2 ➔ R3 ➔ GND

で計算するとADC値は172
スイッチ4も同様に計算すると224となります。

PICのADC入力インピーダンスは10KΩ以下という制限がありますが、スイッチ4の位置で5V側の10kΩ と GND側の71.6kΩ(5.6k+15k+51k)の並列回路のため8.77kΩという値になり制限を満たしています。また、このロータリースイッチは接点切替の時に回路がOFFとなる仕様で通常であれば回路が浮くことになりますが、R1に10KΩを入れていますのでスイッチがどこにも接続されていなくても常に回路自体には10KΩがかかっていることになり安定動作を約束します。ADC端子には設計者の意図により、元から0.1μFのコンデンサも繋がっていますので電気回路的には安定した動作になるはずですが、何故か旨く行きません。2週間くらい悩んでしまった。

なぜだうまく行かないんだ?と思いながらハンダ面をしげしげと見つめていると、あっ!とある問題箇所を発見。
問題のハンダが微妙に動く、接触してる時と接触していない時があり、不安定動作になっているだけという単なるケアレスミスだった。

勘でハンダ付けするとこのようなミスを犯すとう事例まで作ってしまった。
メガネを新調するべきか悩んでしまう。現在使用中のメガネフレームが気に入ってるため。
メガネを新調したくないのだ。OSR-CDI怪もやっと機能する分をちゃんと作れるという感じ。

上記の回路を付け加えると実際のADC値は、スイッチ1で10、スイッチ2で113、スイッチ3で188、スイッチ4で232となり、各々の閾値を指定すると、スイッチ切替で各マップが選択されるということが可能となりました。真似して作っても抵抗に誤差があるため、全く同じ値にならないことは注意してください。

間違えた抵抗値でハンダ付けの例
何度か付け替えたので基板が少しボロくなっている。
この時は特に深く考えずに貼りつけたのでADC値が0,200,234,250(計算上)になり、スイッチ1以外の設定がシビアになってしまった。右端から、1.3KΩ、4.7KΩ、10KΩ、51KΩ

もともと、2個製造するつもりで同じ値段だからと基板を10枚発注してます。
改造基板が欲しい方がいたら差し上げます。連絡してきてください。
そのまま使っても、オプション部分がないだけのV1.5.5基板として使えますが、旧ケース用の基板になります。
新ケースはどうしても大きいので手軽な旧ケースの小型サイズを使ってしまいます。
ちなみに使ってるロータリスイッチはニデコ製(旧コパル電子)S-2151という型番です。

大阪にある共立で購入しましたが購入時より一時期に安価になっていたためか、すでに在庫がないようです。DigiKeyには十分な在庫があるようです。小型の4回路ということで探したので特殊なものになっています。
使った表面実装用のチップは以前話したとおり1608チップです。どこにでも売ってますので適当なところから購入してください。


250コネクタ用の平端子を圧着したら、以前の下手くそな圧着になってしまい。超凹む。
余りの下手さ加減に幻滅して師匠に泣きついてしまう。


結局、冷静になって考えたら使う道具と使う配線サイズを替えたら、綺麗な圧着になった。
この感覚がまだ身につかない。

昔、特価で購入したエーモンの0.5sq黒配線が余っていたのでこの際だとして全部配線をしてしまう。このコネクタは少しデカいが月猫仕様になっており、当方のRRとフロントーサ号は同じコネクタ仕様になっている。というのも、RRとRは純正でのCDIコネクタが異なるため、作る時に面倒くさくなって当方が作り替えてしまったのだ。
同じコネクタ仕様になっているので、CDIが万が一壊れても共有できるというメリットがある。
このコネクタは250型を使ってるのでその内、小型に交換したいとは思ってるがいつでも安価に入手出来るのでそのままにしてます。

フロントーサ号には当時のファームを改変した月猫スペシャル版と一般的なOSR-CDIを予備として渡してあるのでバックアップありの体制にはしている。当方がパワーチェックでテストする予定の4chOSR-CDIもフロントーサ号でそのまま使えるので彼のチャンバーとエンジンセットで使うにしてもいろいろ時短にはなるかと思う。

今度のパワーチェックでYPVSの謎が解けて、確定したマップが準備出来ると良いなぁなんて暢気なことを構えている。

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