工事がまだ終わらずバイクが手元にないので、V1.4.0基板とRR純正タコメータの低回転動作不良問題は師匠宅にある修理中のRRでテストを行った。思った通り、V1.4.0指定のサイリスタにSMG16C60FではなくNEC製の8P4SMAを使う事で低回転の不動問題は解決した。つまり、V1.4.0で起こるRRおよびRZVの純正タコメータの低回転時の不具合は使用するサイリスタを8P4SMAに交換しゲート抵抗を変更する事で問題が解決する。これで一安心である。
実際の検証動画はこちら(当方のスマホ撮影なので画質は良くない)
多分だが、マイナスパルスで動く他のヤマハ純正タコメータの車両はサイリスタをSMG16C60Fとして使用することは特に問題はないと思います。こちらはヤマハ2スト電装友の会でしっかり評価済みと思うからです。
師匠宅では修理中のRR用チャンバーを作っていて後学のために見学していた。
タコメータ動画のRRはチャンバー部のサイレンサーが存在しないので五月蠅い。
フランジ部分と膨張室部分は渡された動画で拝見していたが、今回はサイレンサー部を綺麗に取り付けていた。
次はフロントーサさん用のYPVS DISPLAYであるが、これは前回の宣言とは異なり迂闊にも部屋でテストしていなかった。もう基板には特に問題がない。「動くさ」の慢心である。
実は問題が一つあったのだ。使用しているLEDバーは故障機から取り出した中古品を使っていた。で実車に搭載するとLED点灯が何かおかしい。またもや動かない。折角来て頂いたフロントーサさんには申し訳なかった。
次回は自分の実車に付けて動作確認してから渡そうと思う。次回で3度目の正直と言うことでもう後がない。カーボン抵抗の誤差と半固定抵抗誤差が思ったよりも大きくて、ちょっと半固定抵抗値の設計値をシビアにしたので実車で再確認を行う予定です。
LM3914も純正ではなく秋月電子に売ってる互換品を使って動作確認中です。
フロントーサさんに渡せなかったYPVS DISPLAY。
帰ってきてLEDバーを新品にしたら問題無く動きました。
迂闊な人の対応で時間を取らせてしまい不覚。
師匠から預かってきた1UAのピストンは6Bの鉛筆で写し取りその後でノギスで測ってデータを起こし薬師丸さんにはやっと伝えることが出来ると思います。作業完了報告までもうしばらくお待ちください。遅くなりましたが今週早々に報告できればと考えてます。簡易3Dスキャナも借りてきたのでこちらも評価予定です。
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