久しぶりのバイクとOSR-CDI

点火時期 測定中 バイク
点火時期 測定中

某師匠の自宅にお邪魔するためにバイクで出かけた。バイクに乗るのは超絶久しぶりである。
慣らしも終わっているからガンガンに回せて楽しい。
と、途中でアクセルに回転が付いてこない。
あれ、と思ったがオドメータが180キロを超えていることに気が付いた。
ガス欠である。まだ少し有るだろうと思ってPRIで走っていたのでちょっと押す。
GSで10L入れて戻る。後で見たら173円だった。高いなぁ。
圧縮を上げているのでハイオクしか使えないがここに来て高いと痛く感じる。


ドラッグレースにYSRで出場する師匠にOSR-CDIを組み立てたので渡して代わりにPJ1を頂く。
ブツブツ交換である。これ前から欲しかったので遠慮無く頂く。
KINGケニーが宣伝してたワイヤールブである。国内ではまず入手出来ない。
と思っていたがアマゾンですっかり買えるようになっていた。
一昨年までは国内代理店も国内で扱えないと言っていたのにこれは何と思うけどサクラチェッカーも付いているので安心です(笑)
超オススメのワイヤールブです。

それと珍しい特殊工具を見せていただく、師匠が昔買ったらしいSUZUKIの純正工具。
ピストンの上死点を測るための、マイクロメータである。

これを利用して測定した理由は当方のRZ350RRのアイドリング時の回転の低さである。

以前から低い回転数で淡々と回っていて音に敏感な師匠から何か変なエンジンと言われてるのである。1000rpmと1100rpmの間をタンタンと回っていて、スペシャルCDIを付けて走行後の信号待ちなんかでは1000rpmあたりで停止しておりピクリと針が動くのはマレである。
師匠は点火時期が遅いのではないかとか、ピックアップの基準がズレてるかも?という話でじゃあ、点火時期測ってみる?ということで測ったのだが結果は全くの異常はなくドンピシャ。点火時期もOSR-CDIの設定と同じ。

これじゃ、薬師丸さんの異常の比較が出来ない。見て貰うと分かるがまったくといい程大きくは触れない。スペシャルなCDIは外して動画の動作は一般的なOSR-CDI V1.4.0である。
低回転のタコメータの移動量変化に関してアナログ点火が原因かと思ったがパラメータを動かしても特段変化はあまり見て取られなかった。もっと詳しく評価したかったがいろいろ道具を忘れたので他のテストは後日となった。

フロントーサさんが連休中に出るドラッグレースのためにOSR-CDI V1.4.0を取り付けたが(ハードはV1.4.1相当、ファームはV1.4.0のため便宜上)、試走の結果、タコメータが変な動きをすることが分かった。
RRの時と異なりアイドリングでも動いているが6000rpmで急に動きを止めるのだ。
フロントーサさんの電装は29L、タコメータは1KTらしいが改造品のため本人はよく分からないらしい。メータパネルを見ると配線は入れ換えて接続してあったので1KTメータと思われる。
純正CDIを使用時、IGパルスと電源線が逆配線になっていた。
(この配線入替接続に関してはRoom29Lの電装系パーツ情報と過去ログ(2004年6月あたり)で見ることが出来る。この頃は電気に無頓着で何も分かってなかった)

ちゃんといろいろ確認したかったのだが、時間切れ。後ろ髪を引かれながらの帰宅となった。
当方、目が悪くこの老体では夜の走行が困難である。メガネのせいだけではなさそうだ。
予定より遅く帰ったので新橋あたりでライトONとなったが実は周りがよく見えてない。
案の上、ゆっくり流れる明るい東京の道路で帰宅ルートを間違えてしまう。

帰って来てメールで確認すると報告があった。教えた方法を全部試したが駄目だったそうだ。
後でゆっくり考えたがどうも基板からのタコ配線が間違ってるのではないかと思うようになった。
私の考えはRR基準なのでタコ信号線は+パルスの話になる。
通常であればOSR-CDIのタコ信号配線は黒/白。
フロントーサさんの場合、29L電装なので本来は機械式タコ、正体不明の電気タコを綺麗に取り付けてあった。29L電装の場合、YPVSと純正CDI間のタコ信号の黒/黄線より分岐することになるがタコメータへの接続配線が正規と異なる。それで純正CDIからOSR-CDIに変更したのでYPVSに繋がるタコ信号線は見た目無くなる。
また、実際の動作では6000rpmあたりでタコ信号がドロップするのでタコ信号と思って繋いでいる配線が違うのではないかということになる。
当方の手持ちのRRのタコメータを持ち込めばあっさり問題は解決すると思うがステップタコメータのテスターが身近に出来たのでこっちに誘導しようと目を細めるのでした。

29L用ステップタコメータが出来れば良いなぁと妄想するが、問題は当方は本日から週末まで地獄の仕事が待ってることだ。馬車馬のように働かないといけないのでそれらを作ってる暇が存在するかということである。当然ながら、大観山は今回もパスである。もしかしたら今の予想では土曜日も仕事の鬼と化してる可能性が大いにあるような悪寒しかしない。

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