アリエクで見つけたヤマハDT200WR、LANZA用のTM30キャブ。ミクニ、お前もかと残念な気持ちでポチったところ、9日くらいでに届いた。アリエク外から購入したのだが意外と早くの到着。
今回は中華あるあるで段ボールケースがボッコリ凹んでいた。間違いなく荷物投げましたね?という状況だ。一応金属だから許すがこのような軽微な運送事故はとても多いのでずいぶんと馴らされてしまった。蓋を開けて一言、結構、綺麗じゃん。バリもなさそうだしこれは期待が持てるかも。
実は箱の凹みの正体が後で分かります。 パックリ折れてます~ 後で使えそうな中古を探すか。
早速、キャブチャンバーを開けようとドライバーを持つ、固い。親の敵みたいな堅さだ。これは電動工具で間違いなく締めたねという堅さなのでまたしばらくラスペネでの波状攻撃を開始した。
前回は師匠にネジを外してもらったのでそのコツを使って、この後、外すことに成功した。
見よう見まねだったが手元にある学生時代に買ったKNIPEX(ドイツ)のロングノーズのバイスグリップと社会人になって買ったネジザウルスの二刀流で問題無く外れた。思いのほか簡単に外れた。レベルアップだ。ラスペネ効果もあるかとは思う。バイスグリップはなんちゃって製品を買うと簡単に壊れたりするので本家を買うことをオススメする。成功に導いてくれた工具類
外観をみるとバリは見たところなく結構綺麗な感じだ。メッキも程よく、遠目でこれ純正品と言われても分からないかも。ちょっと細かいところにアラがあるので近場で見ると純正?とは違うなと感じるレベルだ。汚れたりしてたら純正と間違うレベルかも。
イン側が擦れて見えるが陰が反射してるだけで綺麗なメッキではある
綺麗な加工跡、PWKと比べちゃいけないほど綺麗。
最初、外れなかったキャブチャンバー部、中は綺麗な加工跡
特に変なところは見当たらなかった。
問題の中身であるが、こちらはスロットバルブ。純正は綺麗にコート加工してあるが、中華製は見えないところは地金が見えている。左が中華製、右がヤマハ純正中古
リターンスプリングにも違いが自由長が違う。上が中華製、下がヤマハ純正中古。コストダウンだろうか?
キャブボディ本体はPWK35を先に見ているのでTMの出来映えに感心している。
さすが中華製といえども倍くらいの値段が違うのは納得した。
キャブチャンバーを開けて目に付くのはMJの傷。MJを外すと取れるNJに細かい傷。
(赤枠は傷というか打痕)
意外と使えるかもとMJの番号を確認しようとするとR135と書いて有る。(予備にR140とR150が入っていた)#135なのだろうが、LANZAは純正でも#160、DTに至っては#240なのだ。
数字の基準が分からない。
JNは作りがちょっと怪しい。違和感があり、テーパー状になってるはずだが純正と何か違う。
手に取って分かった湾曲してる。そんなバナナなという感じだ。
PJがないぞと思った方は鋭い。PJもネジが固くて外れないので今はラスペネ攻撃中である。LANZAの標準PJ#22.5。予備で入っていたPJが#38と42だったので#40が付いていると予想中だが、数字の意味は不明なのでPJが外れたら、KEYSTERの部品を装着してLANZAに使えるか試して見る予定です。
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