タコメータ信号の取り方

参照元 新電元 電子工作
参照元 新電元

バインバインと針が動く検証動画を確認して考察しました。
そのため今回は文字が多いです。
図は新電元から借りてきましたがDC-CDIなのでRZR用CDIではなく3MA(TZR)あたりのCDIと思って参考程度に見ていてください。
点火方式は別にして、タコメータ信号の採取方法というのは大抵このように分類されます。

1)ピックアップコイルから直接取る
2)イグニッションコイル(一次側)から直接取る
3)CDIユニットやイグナイターから直接取る(出力させる)
4)イグニッションコイル(一次側・二次側)から間接的に取る

1)のピックアップコイル信号ってのは結構大事で、こちらを基準にするアナログ点火は信号エネルギーを進角(波形進角)に使ってたりするので知らずにこちらからタコメータ信号を分捕ると結果的に進角が変わってしまうことがあるので使用には十分注意が必要です。多分ですが、OSR-CDIで点火タイミングを見るときに一部のタイミングライトが使えないというのはタイミングライトの電源を内蔵電池ではなくピックアップコイルから発光エネルギーを貰うタイプだとOSRーCDI がエネルギーを殆ど吸い取ってるため、使えなくなるのではないかなと思います。

2)は点火の為のエネルギーを横取りする方法です。CDIの場合はIGコイルのプラス端子から、フルトラ点火の場合はマイナス端子から主に信号を拾います。
RZR純正タコメータも前者CDIと同じ方式です。折角の点火のためのエネルギーを食っていると思うとちょっと残念に思います。余談ですがタコメータのテストで何も考えずにRZRに自作タコメータ2つと純正タコメータを合わせ3つ付けたことがありましたが見事にエンジンが始動しませんでした。

3)に関しては現行のECUなどはこれに当たりますし、OSR-CDIでもオプションポートからタコ信号出力部分が用意されています。当然ですが点火装置側に用意されている出力信号を直接使えばノイズはかなり低減させることが可能だと思います。
実験する手筈は自分のバイクで半分だけ整っていて、後は擬宝珠端子を付けて実験場所を選ぶだけです。(一向に進んでいませんが)

4)に関しては小型の電磁 静電誘導コイル(電子部品としてはかなり高額で1個1000円くらい)を用意してあげればポイント点火やトランジスタ点火においては漏れパルスは取り出せるのですが、CDI点火の場合はそれらと異なり微弱な電流が流れているため、コイルがどうしても市販品(見つけ出せてないのかもしれません)は使えず自作になります。大抵、昔のアナログ回路の場合は2回~10回くらい巻き付けます。近年は高性能アンプが使われているような感じで巻き付けるよりは配線を沿わせるだけとかになっているようです。
皆さんが良く目にする物としてはデイトナのパルスジェネレータが同じような原理を使用しています。こちらはお高く3000円くらいします。
これの良いところは点火に使うエネルギーではなく元々漏れているものを使うのでバイク自体に影響を与えません。
ただ、パルス取得部に社外品を使われるとノイズ対策がされていて肝心のパルスが漏れてきません。
バイクを選ばない改造部品が使われていない車体や代わりに作る装置側が厳密になるか、タコメータ側が固定されてしまうという欠点はあります。

薬師丸さんの場合の対策に対してのフィードバックも取れやすい(自分のバイクで追試可能)なので当方が考えてる試作が上手く行けばプログラミングがクソという難点が残ってますがRZRの方はそれなりに解決すると思っています。
動画にあるようにステップモータのアイドリング付近の揺れは点火を正しく捉えていて揺れは当然の結果、純正はダンパーに針の動きが抑えられて本来はもっと俊敏に動けるはずが凝視することが多いアイドリング付近の動きを抑えるため動きが全体的に緩慢に見せてるだけという推論です。こちらもテストでそれを確認するだけになっています。個人的にはイギリスのスタックメータと同じでプルプルも良いのですが。折角のステッピングモータですので普段見慣れている状態に似せて、アイドリング付近はなるべく動きは抑え、その他は俊敏に動くという風には改善したいと考えています。

問題はRZの方、RZRと似てるんではと勝手に思ってましたがどうも違うようです。現状、同じように推定して作ったのにRZRの方は及第点。
RZはもう箸にも棒にも掛からないほどの落第点です。
本家ではクレームらしきモノは出ていなかったのでインターフェース部は本家でRZ用として公開されているものとして教えて貰い、そのまま使ったのですが現状であればフィードバックがうまく行ってないんでしょうかね。それとも純正CDI使用が前提条件ではではなくOSR-CDIだったのかなと今更ながら思います。
インターフェース部をいちからやり直す理由はそれです。

取りあえず、机上で対策は再考しますがそれでも上手く行かない場合は実機から何度かデータを取ってバインバイン揺れる原因を直接目で確認するなどしてちゃんと対策するべきかなぁと考えてます。
23区それも千葉よりに信号を提供してくれるRZ落ちてないですかね?

今後はIGコイルからの点火エネルギーの横取りは使わないで、電磁 静電誘導またはOSR-CDIのオプションから信号の取り出しが具合が良さそうです。
現行の環境基準で設計したタコメータに併せて、OSR-CDIは既に独自にファームを改変していましてテストを待つだけになっています。
こちらが上手く行けば、ステップタコメータ自体の部品点数の減少や耐性もあがります。
そうはいってもRZにOSR-CDIは使わないでしょうからこちらはインターフェース部を電磁 静電誘導で妄想して一次対応、出来なければ現物データで二次対応とします。
電磁 静電誘導ですが、デイトナやプロテックの製品がありますのでこちらを使って見て塩梅が良さそうなら取り入れようと思います。
ロジック的な話をすると現段階での予想では電磁 静電誘導でパルスを選別し9V程度の方形波を出力させているようです。ユニットが簡易防水にもなってるので自作転用するにも好都合。でも、リバースしてタイマーICで有名なNE555の高速なセカンドソースあたりが入っていたら買ったのを後悔しそうです。

と、ここまでじっくり考察して、ありゃと思ったことが数点ありました。
RZRもRZも共通することです。
タコファームはまだ評価して改善の余地ありますね。アイドリングの揺らぎを抑えるプログラミングテストはランツァの方が良さそうです。あっちはシングルエンジンなので絶対的に回転が安定しないので相当揺れてるハズです。視覚的に落ち着けば良いようなのでランツァで試した方が効果はありそうな気がします。
今更ですが揺らぎやノイズに関してはハードウェアでの制限や受け取る信号のタイミングを半減させるプログラミングを考えていますが想定した範囲にいない信号(ノイズや揺らぎ)を無視するプログラミングをすればRZも解決出来そうな気がします。ただポンコツなのでそのソースが頭に浮かんできません。
完成を5月連休あたりに設定してますので後3ヶ月程度で解決できるよう頑張ります。

なんかおかしいと思ってよく見たら間違ってますね。修正しておきました

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