LANZAのキャブを取り外すぞ!

PWK35用キャブジョイント バイク
PWK35用キャブジョイント

輪っかが2個、合体させようと思ったけど、今日の作業で分かったことがあった。
ここを覗いていたお師匠様がランツァはとにかく整備性が悪い。これを売った理由の一つです。なんて、メールしてきた。理由は別にあったらしいが気持ち5割方は本当かもしれない。
本日、キャブを外したが結局3時間も格闘していた。

最初にエアクリーナ側のジョイントを外したが、固くて破けそうだったのでエアクリーナ全体を後ろに下げようとするとオイルホースが邪魔をする。


ごそごそとエアクリーナケースを動かしているとバッテリケースが邪魔をするので先にバッテリケースを外そうとした。だが、何か抵抗がある。バッテリケースはエアクリーナ側にボルト3本止めだが他に何が付いてるんだと反対側から作業していたのでバッテリーケース側をしげしげと覗くと、下の方にプラスビスが2本見える。これ何だ?って、裏を見ると電装品が付いている。引っかかってるぞ。外れないわけだ。よく見たらセルリレーです。こんな処に無理付けも酷い。取って付けたような有様です。何とか配線が繋がってるセルリレー自体を外してフリーにします。

結局、エアクリーナは別の理由で取り外せなかった。
よく見るとキャブのトップは3mmのキャップボルトに変えてあった。
前回外した時もこれでかなり助かっている。
純正はよくある普通のプラスねじ。この位置でどうやってプラスねじなんて外せると思ってるんだ。
無理に決まってる。赤丸はエアクリーナー側ではない、ヤマハお得意のYEISだと思うがこの口がフレームと当たってエアクリーナが引き出せない。無理に動かそうとするとキャブジョイントが破けそうになる。

キャブの横に見えてる金属筒はリアサスの別体タンクだ。当然ぶっといホースがキャブの上に邪魔するようにリアサスまで伸びている。これが当たって抜けないので、トップキャップを外してキャブからワイヤーを抜くのが先になるが、通常だとドライバーが入らない。なのでキャップボルトなのだと思う。

結局、知恵の輪状態のキャブは外れたが、問題も見つかった。LANZAのキャブはアイシング対策でラジエータ液がキャブを巡ってるが、そのホースを外すとき(これもキャブを外す時の障害になる)に結構錆びた色(茶色)に濁っていた。ラジエータ側も掃除しないといけないかもしれない。継ぎ足す回数が多くて、ラジエータ液が真水に近いノーメンテのRZRの冬期凍結対策としてラジエータメンテ道具は車検後に買っておいたのだがランツアが先になりそうだ。

それとエアクリーナ側の純正ジョイントがこれ以上後ろに下がらない。PWK35用にキャブジョイントを作りかけたが、13mmの隙間を作る必要が出てきていた。今日の測定の結果、到底無理と分かった。実行するなら、エアクリーナ側までのジョイントを個別に作る必要が出てきた。
RZRのようにストレートのジョイントホースなら非常に簡単なのだが、見て分かるように複雑怪奇な代物なので形状確認用サンプルに中古のエアクリーナジョイントを入手する必要が出てきた。(新品が欲しいが既に欠品)。しばらくPWK35化は準備が整うまでお休みになります。折角、ノリノリだったのに残念です。

改悪改造されたマリオチャンバー

赤色の矢印部分が改悪改造された部分。三角形の止め板は三角形ではないので他のサイレンサーは止まらない。精度の悪い中華製サイレンサーを固定するために溶接したらしくそれ以外はねじの位置が合わず固定出来ない。
なぜかサイレンサー側と同サイズの筒が溶接されているため、一般的なサイレンサーが刺さらない。
本来であれば、一般的なサイレンサーを買い求めて、刺して固定するだけで使えたのに変な中華製サイレンサーを買ったようでそれを取り付ける改造が最悪な状態です。サイレンサー側のパイプと同型なため、φ25より大きい筒をサイレンサー側に25mm以上の長さで溶接しないと使えないという間抜けな状態です。これを次はどう料理してしまおうかと思ってます。

このマリオチャンバー、精密な作りでランツァの隙間をうねるようにパイピングされていて、一回取り付けるともう外したくないというよりも取り付けるのも取り外しも非常に困難という有様でなるべく、外さないでサイレンサーを取り付けるには?というが目下の課題です。中華製サイレンサーだと爆音で恥ずかしいのでほとほと困り果てています。φ25にキッチリハマる大きい筒って有るんだろうか?そこから探さないと。。


今からキャブ掃除して明日は取り付けですですが、キャブチャンバーのねじが既に固着して回らない。かれこれ2時間くらい格闘してます。外れたのは1本だけ。果たして始動出来るまでたどり付くのでしょうか?

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