中華の闇(ESP32-C3 SUPER Mini)

0.96" 80X160 (RGB)IPS 電子工作
0.96" 80X160 (RGB)IPS

写真を撮るため、露光を落としたのではなく、比較的透過度の高い黒フィルムを付けている
ESP32-C3 SUPER Mini(新しいマイコン)の記事だけが参照数が爆上がりだ。
AliExpressで買ったESP32-C3 SUPER Miniの検索で引っかかるのだろう。
折角だから、動作に有効と思われる記事を残しておく。

ST7735SやST7789 のディスプレイ接続での注意点

1)ESP32-C3 SUPER Miniには製造時期で異なった種類が存在する。
今回のものはUSBコネクタそばにBOOTスイッチが並んでいる製品を使っている。
下に示す写真が今回使ったものと同じ後発品のようです。
配線I/Oなども細かいところが異なるため、互換性はない別のマイコンと考えた方が良さそうだ。なお、両方とも技適は通ってないので個別申請をしてから使うか、使わない方向で処理した方が良さそうだ。

2)Adafruitのライブラリを使う場合、Arduino IDEは2.0.14以下を使う必要がある
  ESP32 ライブラリにバグが存在するため。

3)SPIを使ったディスプレイ接続では気を付ける。
  当方の場合は海外の例に沿って、SDAをGPIO6にSCLをGPIO4に接続している。
  ちなみにCS,DC,RSTは空きピン指定で問題無い。

4)オンボードLEDに繋がってるGPIO8やその他特定のI/Oは用途を限定して使う必要がある。

1.5TFT-SPI-ST7789 Ver1.1は海外フォーラム等を見てESP32-C3 SUPER Miniでも素直に使えたのだが、中華製の0.96インチ80X160(RGB)IPSディスプレイ(ST7735S)と格闘している。ディスプレイの初期化が正常に行かず苦戦中である。
仕方が無いのでライブラリのAdafruit_ST7735.cppの設定数字をちょっといじる。
トビラの絵が、三連休中の最大限の結果だということになる。

過去使用した部品 (ESP32-C3 super miniは両者とも同じ)
ST7789は240X240の画面サイズ

今回使用した機材。
ST7735Sは65K色のため、BGR565形式で指定する必要があるが、色の定義が狂っており手動で補正が必要。白黒も反転している。デイスプレイモジュールのせいと思われるが解決策がまだ見つからない。

マルチデイスプレイ化をする前の基本動作確認用に個別に作ったが結構ハマった。
3連休の集大成は壊れても良いくらいの製品群なので、RZRでの実車テストをしてからフロントーサさんへの貢ぎ物とするかも。今の所の部品代はお昼飯代の半分くらいです。
 

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