PICerFT (PIC書き込み器)最高!!

PICerFT 最高 電子工作
PICerFT 最高

PICkit4(純正PIC書き込み器)の爆上がり\6,000→\12,800で敷居が高くなったPICですが、自作書き込み器の製作で一気にPIC書き込みがお手頃になってしまいました。これは作らないと損。

PICerFTはEinsteinさんが15年近くかけて作り上げていますので純正のPICkitより扱いは楽です。
現状の使い方(書き込むだけ)ならソフトウェアが作り込みされているので間違いなくPICerFTが一人勝ちだと思います。作成者のEinsteinさんには感謝と敬服を表します。

ユニバーサル基板での手組みは少し慣れが必要ですが基板が用意されていれば組立から書き込みまでは超簡単だと思います。部品代も2000円もあればお釣りが来ることは前回も書きました。

PICをセットする台はゼロプレッシャーソケットが良いんですが数回なら1個数十円のICソケットでも代替え出来ます。面倒な人は秋月電子通商から2000円でゼロプレッシャーソケットを使ったICSP接続キットが出てますので少し費用をかけてラクしたい方はお勧めです。

実は当方はPICerFTを愛用している最中です。
現行で一番よく使ってる12F1822と12F675のICSP配線が同じなのです。
純正だと書き込みで沢山あるチョイスからPIC切替のたびに選択する前準備が必要です。
元々PICkitが複数台あるのはファームの切替に時間が取られるのが嫌でとも書きましたが、PICerFTの場合、セット配線はそのままでPICを自動認識してくれるので純正と比較してもその手間や操作時間も無くなります。

とびらの絵は提供用のセットを使ってOSR-CDIに使われる16F1455の書き込みに使った時の画像です。
前回と異なり初期接続設定が済んでいるので書き込み時間のトータルはV1.4.0cで爆速の7秒でした。純正だと設定、イレースから書き込みベリファイまで間違いなく7秒では済みません。

わかりやすいように配線の色も変えてみました。
VPPが赤、VDDが茶、VSS(GND)が黒 ICSPDAT(PGD)が緑、ICSPCLK(PGC)が橙です


また、PICerFTはICSP接続ですから、基板に刺したままで書き込みが出来ます。
テストで昔作ったOSR-CDIに接続し書き込んでみました。見慣れないOSR-CDIですが、これはUSB接続をminiUSBからtypeAに、その他も変更した当方の改造品です。

配線が短く浮いちゃってるのは無視してください。
後は創意工夫をして自分にあった使い方をすれば良いと思います。

爆上がりと言えば、並行で進めていた3Dモデル作成、DMMでの3Dプリントするメディアも値上がっていて、おいおい、ちょっとまて?な値段になっています。
当方が過去解放した3Dデータを使ってステーベースを作る人は値段に用心してください。

現在、代替出来る安いメディアがないか探してます。



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