T8016AのカスタムICを使った純正タコメータ 3HM編

3HM タコメータ基板 電子工作
3HM タコメータ基板


やっと3HMタコメータをヤフオクで探して落札した。高かったよ~。
他に欲しい部品があったので、メインはそっち目当てで落札。
すぐにあり合わせでメータをでっち上げヤフオク放出。
少しでも差額が小さくなりますように。。。
サブハーネス系が交換出来なかったので今更集めてるけど、ReiZ代表が亡くなられたのはいずれにして痛い。

IGコイル一次側(橙色配線)に繋ぐ3HMのタコメータ回路を追っかけました。
結果は大方の予想通り3MAと全く同じ。基板すら全く同じということです。
要約すると、マイナスパルス信号を受ける2ストパラレルエンジンのタコメータは3HM以降は共通化されてると思われます。

安くはないけど他とはちょっぴり安い3MAメータを買えば修理も可能ということです。
似てる3XV系も修理には使える。
2XTだと文字盤から同じなのでそのまま使えます。というか3HMのタコメータと1KTの後期タコメータはパッと見ると区別は付きません。
外観で分かるのは文字で確認することくらいで、この情報はかなり前にRoom29Lの掲示板で公開されてましたので知ってましたが、当方には必要のない情報でそのまま放置(笑)

カスタムIC T2295Aを使った51Lタコメータは現行部品で代替えが可能。同じく3HMも可能だと思いますが入手性の悪いナショセミの8ピンLM2917を使ってるので汎用性はないかなと思います。14ピンを使った基板も作ろうかと思いましたが個人の趣味範疇ということでいずれの場合でも今回は止めておきます。そのうち時間が取れたらということに残しておきます。

他のT8016AのカスタムICを使った4スト用純正タコメータも多数、落札したのですが当初の企みとはいかず(フルトラ式点火タコメータをCDI式に改造)どう見ても部品点数がCDI式の方が多く、そのままでは改造不可。目論見は外れ、修理部品取りくらいしか出来ないとなりました。
OSR-CDIのオプションポート出力と繋いで活用するくらいでしか他に生きる道はありません。ただ、以前出力をオシロで測ったようにオプションポートは違う目的で出力されており、他の純正タコメータは正常に動きません。汎用で買った6000円のステッピングタコメータは綺麗に動くのでオプションポートの仕様と思ってます。
本当はこのステッピングタコメータのインタフェースも真似したいのですが表面実装部品に変わっており、回路が追いかけきれません。AVRで作られているので真似したいのはやまやまなのですが、一抹の望みもなく無理と諦めてます。

他の4ストタコメータが動くようにOSR-CDI基板をそれように改造するかなぁ、オプションポートだけ別部品化などとと考えて、大きめのケースに入れちゃうかなどとタカチのHPをたまたま覗くとなんとOSR-CDIの指定ケースが廃番予定になってました。
現在のGHAシリーズはHAシリーズの後継なので浅く見積もっても15年近く商品として存在しています。昨年、価格が上昇する情報を事前に掴み、タカチの代理店経由で大目に購入していたので自分の改造基板に対応させるくらいはありますが、次回はどうなっちゃうんだろうかと直接タカチに聞いたら完全廃番だとのこと。詳しくは聞きませんでしたが価格を上げた時に廃番は決まっていたのでしょう。

本家もとんだとばっちりです。
確定と思っていたV1系基板、ケースの選定が終わった頃、また改版されるのでしょうね。
次回はもう少し+5mmほど高さがあるケースが良いです。逆に広くして低くする。全部表面実装品に変えて小型化してコンプリートで作ってしまうというのも良いカモですね。(要望ですが、好き勝手言ってます)

歴代の改造基板もそろそろ整理しないとなぁ。





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