ステッピングタコメータ用のパルスの取得方法で純正タコメータは点火エネルギーを搾取しているという考えから、ハイテンションコードを使った静電誘導で漏れパルスを拾うという方法を試そうとしていて、ネットの海を航海していたがなかなか例が見つからず悶々としていた。
一応2008年ごろの記事でキタコの社外タコメータを分解してインターフェース回路も模索していた人が見つかったが結果的に旨くいかなったようだ。
これにならって社外メータを入手し、当方も回路を学ぼうと考えた。
適当なタコメータを狙っていたがこちらは回路を追うだけなので動作品は目もくれず、誰も入札しないような錆さびのタコメータを狙ったがどうもこの手の製品は人気らしく動作確認もせず落札しようとして躍起になる人が一定数いるため、安価でなかなか落とせないでいた。
出品時100円で2500円もかけて落札した壊れた社外タコメータの分解した基板
予想外の人気で予想外の出費になったがようやく落札し分解した。案の上、入力電源部のダイオードとレギュレータが焼損していたため不動は確定。インタフェースを見ると部品は違ったが回路設計が同じだった。抵抗を組み合わせてたDIPスイッチと汎用オペアンプと単安定マルチバイブレータで構成されていた。
等価回路を模索して取りあえずアナログインターフェース部を作り上げたが、社外タコメータの基本思想だけ頂き、違う部品で安価に構成してみた。これで動けばめっけものである。
RZR用の固定回路なのですがCDI点火装置を使った他のバイクにも応用は出来ると思うと、今更ながら仮定の話をします。失敗してしまった場合も想定して肝心の部品は隠しています。8ピンの部品は一般的なCMOS ICです。
これを見ればいくら隠してもわかっちゃう人には分かるんだろうなぁと思います。
フルトラ式やポイント式などアナログインターフェースは簡単に見つかるのだがCDI式は全滅というくらいに見つからなかった。たぶん、大手の無料のwebサービスが終了してしまったため、貴重な情報が失われてしまったのだと考えます。
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