純正タコメータ換装ステッピング化の方向性

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自分だけの考えで奨めていると他人の考え方とは大きく異なるということを頂いたメールで知りました。多様性に対応させるため以下の事柄をとりまとめました。

題名の通り今後の方向性だけでも示しておこうと思います。

1)RZ系の純正タコメータのステッピング化換装を目的とする
  ここで言うRZ系とはエンジンや電装が4L1、29L、51L、1AR、1XG、3HM、4UO、29K、52Y(メータ形状が同じ2ストも含む)
2)RZ系であればエンジン形式、タコメータの組み合わせは問わない
  バルタンメータにTZRの白タコの組み合わせも可能、物理的制限がある組み合わせは不可。
3)メータケースは純正を使用。
4)CDIは純正もしくはOSRーCDI を使っていること 
 (4L1や4UOの純正CDIに関しては今のところは要検討 OSR-CDIだけにするかもしれません)
5) タコメータ文字盤は純正もしくはそれに準じるもの
6)換装には付加価値を付ける場合もある(今のところシフトタイミングランプを計画)

今、出来ていること

A)RZRエンジンを使ったタコメータとしてステッピングモータを動かすこと
  (タコメータ文字盤に併せて回転数を表示できる)
B) RZ、RZR初期型、RZR(51L、1AR)純正メータケースに換装用サポートベース作成
C) 針はRZ、RZR(51L,1AR)タイプのみ作成

解決しなければならない問題

あ)RZエンジン、純正CDI(H-クラフト)仕様でのタコメータとしてステッピングモータを動かすこと
い)OSR-CDIのオプションポートに元タコ信号の1/2を出力するファームの改変
う)RZおよびRZR初期型メータケースに後期型タコ文字盤を組み合わせたときのサポートベースへの適用(逆は物理的制限より不可)とRZR初期型タコメータ針の作成
え)シフトタイミングランプ基板の作成 (主にファームの製作)
お)タコ基板インターフェースの追加作成

将来的な構想

・タコメータ文字盤の作成 (作成アプリの操作方法未取得)
・1XG以降の純正タコメータのサポートベース作成
・不等間隔メータへのファーム改造 TZ250タコメータ作成のため
・タコメータカシメ部の代替部品作成(構想段階)
・シフトポジションインジケータの追加(センサー部の3Dモデリング未設計)
・水温計のデジタル化(水温センサーのデータ採取未)
・メータ情報表示部(水温、時計、ワーニングランプ)の一体化(構想段階)
・GPS併用ノンワイヤードスピードメータ作成(純正部品流用での基本構成テスト済み 51L車体のみ)
・停車中、バイクバッテリを消費しないGPS時計(机上テスト中)
・YPVSモニター(構想段階)

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