軽い考察と予定

新しいRZ用ステー 電子工作
新しいRZ用ステー


怒濤の年度末が終わった。
毎年毎年、この最終週は阿呆のように忙しい。
毎回、締め切り時間を守らない契約書類は何かあるんだよねぇ。
どうせ混ぜ込むなら時間ギリギリで混ぜ込めば良いのにと思いながら見ていると請書に違和感が。弊社の未来が思いやられる。今年の年度末は土日が重なるという悲劇であった。
久しぶりに土日に仕事をしてしまった。
忙しさのピークが月末に集中するのはいずれ解消しないといけないと思う。
前情報を貰ったので今度担当する新理事に挨拶しないといけなくなった。
おかげで4月1日は行きたくないが出社だ。
新理事といっても実は仕事上よりも以前卓を何度か囲んだ人なので相手の腕も戦法も知ってるくらいの顔見知りだのだが、回りはそのことは知る由もない、唯一、U女史にポロッと漏らしたくらいだ。お互い知らないふりで始まるんだろうなぁ。愚痴が長くなったが本題に入ろう。

長年タコメータのことをこれでもかと自分なりに勉強してきたがプラス電位を見ているRZVやRRのタコメータは不都合が多いということが分かって来た。
ヤマハやDENSOもそのことに気が付いて、途中から設計をもどしているように思える。
つまり、2XT以降に主流となったマイナス電位を見るタイプである。

ステッピングタコメータでマイナス側を見るインタフェースは既に純正を模倣して作られているので特に問題はない。IGコイルの橙線から信号を分岐するタイプは当方も何度も検証済みでこちらの回路を参照して使ってしまう方が確実である。やっかいなのが灰色配線につながるプラス電位を見ているタコメータのインターフェース側だ。こちらは今後、純正でもいろいろ問題が隠れていて、純正回路を模倣してもメリットはない。RRの方は漏れ漏れインターフェースで補完する予定で今後も設計(ハードとソフト)をバージョンアップしていく予定です。

漏れ漏れインターフェースを考えたのも実はこのあたりがスタートで折角の点火エネルギーをタコメータごときに使ってしまうのもなんだかなぁと更に思って漏れ漏れインターフェースは設計しています。OSR-CDIからプラスマイナスの12V信号が出ているのでこちらを使えば良いだけなのですが、漏れ漏れインターフェースを作ればOSR-CDIを使わない他のバイクにも使えるっていうだけのことです。両方が使えれば、タコメータのないバイクも利用出来たり汎用性が大きく広がる夢があるね。という考え方なのです。LM2917の純正タコ代替回路も一応の目処がついたのでどこかで案内します。

やっとエコノミーレジンで作ったRZ用メータステーが届きました。光蓄積型なので時間はかかり(MJF素材の2倍)ますが、安価(2000円以下)に出来たので満足です。後はダイスでネジ穴を作ってネジで固定出来るか確認すればOKになりますが、その代わり基板の設計を大きく変える必要があります。
また、RZ用基板はこの際(専用基板で1枚しか作らない)なので表面実装部品を多用します。
表面実装部品と行っても、乱視で近視の私がメガネ無しでハンダ付けが出来るのですからそこまでは難しくないと思います。

またステーに関してはナイロンより強度が出ていますので基板側を変更して穴開けを増やして更に安価に出来ないか創造中です。出来上がったステーは一応、頼む予定の基板と共にKOさんにプレゼント予定でしたが新素材ということでこのまま日光に晒すべく暴露テストに回します。プレゼント用は後ほど再依頼。レジンは光で硬化するため、普段の赤・紫外線等を浴びてどこまで変成するのか確認する必要があります。いずれはメータの中に入れるので光線は遮られるわけですが、どのくらいの劣化か確認するのも必要だと思ったワケです。

後はRZR初期型用のタコメータステーと水温計ステーの出来上がりがいつになるかということです。発注は今週には行いますがプリント状況は前回の状況では時間はかかりそうで連休にかかってしまうかもしれませんね。
プリント依頼する直前に位置関係を間違っていたRZR初期型用水温計ステー、4点の支え部分が8mmほど左にずれています。
上下逆さまに作っていたので左右が逆になっていたのに完成直前まで気が付かなかった。
さすがに8mmのズレは修正できなとみてまた作り直しです。

断捨離に合わせた部屋の掃除で余った基板を見つけたので最後のご奉仕です。
OSR-CDIのキットを若干数ですが配布します。
部品を確認していないので提供数は増減するかも知れません。
今回、2気筒用コンデンサの手持ちがほぼないので単気筒・4気筒向けになります。
2気筒用コンデンサを自分で用意出来る人は300円値引きます。
本家で別の動きがあったようですが、しばらくはタコメータに専念します。

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