汎用加熱台とでも訳せばいいのかな?
趣味の世界のリフロー用台は1万前後とかなり高額です。10年くらい前はホットプレートを使ったり、トースターを使ったりしていましたが今はこんなに安価で便利になりましたが円安になってからもさらに価格上昇しているので海外製品を買う場合は少し価格に注意が必要です。現在のドル換算は160円以上と考えた方が良い。以前、アリエク(AliExpress)から買ったMECHANICブランドのIX5 ULTRAの使用紹介です。
加熱台は横80mm 縦60mm 高さ50mm 重さ182gのコンパクトサイズです。
電源はAC100V、ケーブルの途中にスイッチがありますのでこちちを本体と繋いで電源を入れます。
サイズの割に装置自体が意外とどっしりしているので作業中に動くこともないようです。
今まで作って来た電子基板のサイズも綺麗に入りますし、何といっても購入値段です。
アリエクは怪しすぎて、ずっと手が出なかったのですが、安さに惹かれてポチったのですが、この値段なら買うぞ!となりますよね。
なんせ実物は1,152円で送料が1,134円というどうやったらこんな価格になるのという価格ですしね。
それでも、今は送料を含んで4000円前後で販売されています。
最近はアリエクにちょっと欲しいものを探しては買い求めてますがいつも日本円で1000円を超えないという安さです。今の所、アリエクも変な業者は淘汰されたのか順調に物も届いています。
ハンダペーストやフラックスが届いてないので以前、間違ってハンダ付けしてその内、取り外そうとしていた基板を練習台にしてみました。使い始めですので一度、150度に設定してから、最大温度の260度まで上げてみました。(非接触温度計がどこかに放浪中なので残念ながら装置盤面の温度は測っていません)
案の上、装置から焼ける匂いがします。その内、白い煙も多少あがりましたがその内消えて無くなりました。最初に煙が上がった後は匂いはほぼしなかったですね。
温度上昇は結構早いのでストレスがありません。
さすがに250度からは260度までは少し緩やかになります。温度上昇途中の姿
右に見えている基板にハンダ付けしている表面実装レギュレータ部品の回収です。
250度に表示が変わった後に基板を載せると、ハンダが溶けていく様子が見られたのでピンセットで部品を突くとすぐにレギュレータが外れました。1個40円の部品回収です。これは非常に便利です。
電圧計と水温計の基板は表面実装部品ばかりなので以前は手半田していましたがこれで殆どのハンダ付けが楽になると思います。なんどかテストでリフローの経験を積むつもりです。
ステンシルも今回は用意したので後から気軽に楽しめそうです。
今回は良い買い物でした。
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